40代の面接は自己紹介が鍵

自己紹介には人間性が見える

 人間は、第一印象が、その後の人間関係に大きく影響すると言われています。そのため、面接が行われる部屋に入室する際のマナーや、着席までの立ち居振る舞い、そして自己紹介が、面接官の応募者に対する印象を決定づけます。

 自己紹介で話すべきことは、氏名と簡単な職歴に「本日はよろしくお願いします」と添えて、話すのが基本です。自己紹介だけなら、1~2分で話し終われる程度に、話す内容を考えておきましょう。

 また時々、過去の職務経歴書の説明とともに、自己紹介するように促されることもあります。その場合も、自己紹介は3分程度にまとめておく方が、後の質疑応答で内容を掘り下げてもらえるはずです。

 あまり長々と話してしまうと、自分自身はアピールしているつもりでも、面接官からすれば、「くどい」と思われてしまいかねません。自己紹介が面接の鍵となることは間違いありませんが、その後にもアピールする場面は度々出てくるので、適度な長さと量にまとめておいてください。

自己紹介でのNGについて

 40代の応募者の場合、管理職経験者も多く、知らず知らずのうちに態度が横柄になるケースが少なくありません。特に大手企業で管理職を務めたひとが、中小企業やベンチャー企業で年下の面接官にあたった場合、無意識に相手を見下して、自分のペースで話し出すという話を、よく見聞きします。

 ですが、あくまでも選考されるのは応募者であって、質疑応答はスピーチの場ではありません。常に相手に対して誠意を持って、聞かれた質問には短く的確に答えるよう意識してください。

 言葉遣いも丁寧にし、座っている時の姿勢などにも自然とその偉そうな雰囲気が出てしまうことがあるので注意しておきたいところ。面接官の言葉に頷いたり、柔らかな表情を保っておくことも意識した方がいいでしょう。

掘り下げてもらいたいことを含めよう

 自己紹介というのは、自分の情報をごくごく簡単にまとめたものです。最初の項目で触れましたが、氏名や簡単な職歴でまとめるのが一般的。そこに、できれば何か特徴的な、自分だけに当てはまる要素を加えておくといいかもしれません。

 面接官がそれを聞いて、「他の人と少し違う」と思ってくれればこっちのもの。それを自己紹介の後で、きっと掘り下げてくれるはずです。何かについて掘り下げられるということは、あなたの魅力がより深く伝わるということです。それが仕事の内容に関してなのか、それともプライベートに関することなのかで最終的な印象は異なってきますが、いずれにしても、面接官の頭に印象を残す手段として使うことができるでしょう。



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