40代が会社から引きとめられたら

引きとめられても毅然と対応する

 40代の中堅社員の退職は、社内外に与える影響も大きく、勤務先も簡単には受け入れられないものです。だからこそ、直属の上司に退職を申し出ても、引きとめにあうことが予想されます。現職への不満を退職理由とした場合、勤務条件や待遇、異動などで問題解決できることがあり、それが慰留の決め手になることもあります。

 ですが、企業側からしてみれば、そのときに退職されるのはデメリットが大きかったとしても、一度退職を申し出て慰留した社員は、条件交渉をしたかっただけとみなされ、ある意味、社内で警戒されるなど、その後によくない影響を残すことが予想されます。転職を決めたからには、慰留工作に対し、優柔不断な対応をするのは絶対に止めましょう。

退職スケジュールをプランニングしておく

 40代が退職を申し出て、慰留される理由の中には、後任人事に時間がかかったり、引き継ぎ期間が十分でないと、会社側が考えるというケースも少なくありません。これは、転職活動するにあたり、勤務先の退職スケジュールを考慮しなかった、あなたにも原因があります。

 こうした事態を避けるためにも、後任人事が社内でできるのか、採用活動が必要になるのか、引き継ぎ期間にどれくらいの時間を要するのかを考慮して、自分なりに退職計画をたて、希望の退職日の2~3カ月前には、退職の意向を伝えておくことが大事です。

 就業規則に退職規定がありますが、40代の退職の場合、杓子定規にはいかないので、それをたてにゴリ押しすると、円満退職できなくなる可能性が高まります。退職しても、勤務先と良好な関係を築けるように、しっかり計画的に退職準備を進め、絶対に交渉にのらないと決めましょう。



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