入社の挨拶を大事にする

第一印象を良くすることを心がける

 40代の中途採用の場合、管理職採用であることも多く、経営陣から現場の改革を任されたことで、気負って入社初日を迎えるひとも少なくないようです。

 ですが、既存社員になめられないようにと、居丈高な挨拶をしたひとのほとんどが、その後社内で良好な人間関係を築けずにいるはずです。それはそうでしょう、初めて接する人に高圧的な態度を取られて喜ぶ人はいません。当然、「あの人は厄介だ」、「関わらない方がいい」と思われてしまうに決まっています。

 組織は一人の力で変わるものではないですから、新たな職場にいち早くなじみ、協力者を増やすことを大切に考えるべきです。少しでも自分の第一印象が良くなるように、自分から挨拶をする、清潔感あふれる身だしなみを心がけることを、意識しましょう。

入社の挨拶で何を話すべきか

 そもそも入社日の挨拶は、それほど長い時間をかけるものではありません。自分の名前と簡単な略歴、今後の抱負を1~2分で話す程度で十分です。長々と挨拶をしてしまうと、これも印象を下げる原因になってしまうかもしれませんから、長さ的にも内容的にもスッキリとした挨拶にまとめることを心がけましょう。

 過去の職歴や実績を自慢げに語るのではなく、入社した会社に一日も早く貢献できるようにがんばりたいという気持ちを、謙虚に語る方が、相手に与える印象はよくなります。

 相手に話が聞きやすいように、ハキハキと話すこと、社員の顔をできるだけ見るようにすることを意識して、挨拶をしましょう。多くの社員が目の前にいる場合には、自らの顔を左右に動かし、出来るだけ満遍なく社員の顔に自分の顔を向けるように心がけます。

 また、話題を振るという意味で、家族や趣味の話をするのもおすすめです。プライベートな内容を少し挟み入れることでこちらに親近感を持ってもらう効果も期待できるでしょう。

社員一人ひとりに挨拶を

 社員全体の前で挨拶をする時にも、それぞれの社員に顔を向け、目を見ながら挨拶をしなければなりません。そういう意味では、社員一人ひとりに挨拶をするということになるのかもしれませんが、入社後の挨拶というのはそれだけにとどまらないことも覚えておきましょう。

 出社した時には、自分以外の従業員が既にいるはずです。そうした人には個別に挨拶をする必要があります。一緒に仕事を進めていく人もいるでしょう。席が隣になる人もいると思います。そうした人たちにも自己紹介を含めた簡単な挨拶をしておくことが入社直後には必須。

 社員全体の前で挨拶をした時、しかし何らかの事情でその中にいなかった人がいるとすれば、後日改めてその人に対して挨拶をするということも忘れてはいけません。こうした細かな挨拶によっても人間関係の良し悪しが変わってきますから、手を抜かないようにしておきましょう。



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